ブルースチール大音響
確かに名匠だと思うし、オケの練習も充実してそう。音とアンサンブルに如実に現れてはいるのだが。。
●6月19日 日本フィル第611回東京定期(サントリーホール)
チャイコフスキー:組曲第4番<<モーツァルティアーナ>>
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調
プロコフィエフ:交響曲第2番 ニ短調
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ヴァイオリン:ニコラ・ベネデッティ
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団(コンサートマスター:木野雅之)
【感想など】
まず、こんな曲はラザレフじゃないと候補にも挙がらないであろうモーツァルティアーナ。
コンチェルトの伴奏からして、良い演奏している。
ニコラ・ベネデッティはヴァイオリンがめっちゃ上手いジェシカ・アルバ!?ちょっと違うか、系統はそっち系に違いない。
ヴァイオリン持たずにレッドカーペットの上を歩いていても納得しちゃうな。
そんなニコラちゃんが、外見とはうって変わって意外なぐらい端正にモーツァルト弾くんだからかなわない。アンコールはイザイの超絶技巧で、技術と気合で観客を圧倒。伴奏者もマジで聴いてた様子だった。
メインのプロコの2番ですが、無機質打撃系サウンドかつ変拍子の雨あられで実にプロコらしい曲だ。一瞬でも気を抜くと、「私はどこ?」になりそう。
ラザレフは鋼のような、かつて聴いたことないような音を引き出すことに成功していた。
前半とはまるで違う音だが、まったく別物に切り替えられるかもオケのパフォーマンスである。
これでもかってぐらいでかい音だった。とつなん経験後遺症持ちの自分には、結構きついのでありますが。
ロンドン響であの演奏のゲルギエフと天秤にかけて、どっちが指揮者として凄いかというと自分はラザレフだな。
が、指揮しながら客の方に顔を向ける「どうでしょう?」ポーズは自分は苦手。余計なことをしなくていいと思うんですけど。
日本フィルはラザレフの回は聴かなきゃ損する回になってきた。
非常に喜ばしいことです。
日本フィルハーモニー交響楽団のホームページ:
http://www.japanphil.or.jp/
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