森麻季ソプラノ・リサイタル
ヘンデル没後250年&ハイドン没後200年だそうですが。
今年はメンデルスゾーンだけではなかったのか。
クラシックのオペラ歌手は大体ヴィジュアル無視が多いんだけど。
●6月27日 森 麻季 ソプラノ・リサイタル(フィリアホール)
<<第1部:ハイドン>>
オラトリオ「天地創造」より
- 今や野はさわやかな緑を
- 力強い翼を広げて
主題と変奏 ハ長調Hob.ⅩⅦ:5 (ピアノソロ)
「スターバト・マーテル」より
- み子とともに苦しみたまえる
オラトリオ「四季」より
- なんとさわやかな気分
<<第2部:ヘンデル>>
オラトリオ「サムソン」より
- 光り輝く天使たちよ
J.S.バッハ(ケンプ編曲)
コラール前奏曲「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV645(ピアノソロ)
歌劇「リナルド」より
- 勇者として闘ってください
- 涙の流れるままに
グルック(ズガンパーティ編曲)
メロディ~歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より(ピアノソロ)
歌劇「アレッサンドロ」より
- なにかしらまだ分からない
歌劇「アタランタ」より
- 親愛なる森よ
歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より
- つらい運命に涙はあふれ
ソプラノ:森 麻季
ピアノ:山岸茂人
【感想など】
最近のクラシック音楽家は、演奏に惚れるも写真やら生舞台を見た途端に興ざめというパターンが減ってきた気がします。
森麻季さんも、このままレッドカーペットを歩いてもOKだろう。
ゼンバー・オーパーの日本公演、薔薇騎士ゾフィーはDVDで見れるが、クラシックオペラ歌手の既成概念を覆すようなかわいさなのでご覧あれ。
所々に不可思議なピアノソロが挟まっていますが、これは森さんの衣装替えタイムだった模様。
4パターンのドレス姿を拝見させてもらいました。リートのリサイタルでよくある、ピアノに右手を置いて歌うスタイル。
最後に着た黒ドレスは、ミラーボールがイメージかと思うぐらいキラキラが過ぎて照明が反射してまぶしい。
せっかくの谷mを見せつけつつ目潰し攻撃とは、、、何とも罪作りである(笑)
なお、この世界で有名な音楽家は、音楽的に表現技術が優れているのが大前提であり当然の事柄。その他はプラスαってことだけど、プラスαだけで有名になる人は万に一人もありえませんので誤解無きようにお願いします。
リサイタルは前半が喉の慣らし運転、後半にいいところが取ってある。
声量で聴き手を圧倒するタイプではなく、細部1つ1つを丁寧にコントロールしながら歌う、歌の上手さに感動するタイプの歌手。
色々な歌手聴いてるけど、明らかに「上手いなぁ」という率直な感想。室内楽的表現が非常に優れている。
後半、ヘンデルのバロックオペラのアリアは彼女にぴったりの曲揃いで、素晴らしい選曲。
コントロールされたppの美しさは絶品であり、彼女の特質に存分に生かした良いリサイタルだったと思います。
ピアノの山岸さんは地味に渋い伴奏をつけてましたが、ほんとに黒子に徹してる感じだ。
アンコールはプッチーニの超有名なアリアですが、これはピアノ伴奏よりもオケで聴きたいところだ。
オペラ歌手 森 麻季さんの公式ホームページ:
http://www.makimori.com/
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